2014-01-01から1年間の記事一覧
水樹奈々の30枚目のニューシングル『禁断のレジスタンス』が発売された。最近の奈々さん事情と言えば、昨年™とのコラボでシングルを2枚出し紅白出場。今年の春には9枚目のスタジオアルバムのリリース。そして、6月からそのアルバムを引き下げての夏ツアー。…
映画をアレやコレや五月雨のように見続けていても、どこか抜けてしまう映画がある。例えば、ソフトを買ったのに、買ったことで満足してしまってレンタルしてきた映画を先に見る映画ファンは星の数ほどいる。逆に、少し頑張れば手に入るのに、傑作と謳われて…
ブレッソンとか見ていると「映画に感情表現は必要ないんだー」とか納得することがあるんだけど、真逆に過剰さで訴えかけてくる香港ノワールの作品を観て「映画に過剰な感情表現あってもいいな」と納得してしまう。でも、ジョンウーは世界に行ってしまった。…
『サイコパス2』かなり面白かった!1話は1期で真実を知った者の「正義」の話。「サイコパス」はシビュラシステムで個人の犯罪係数を把握し未然に犯罪を防ぐ世界になっています。1期では、そのトリックを主人公の朱が知り、シビュラシステムの真実を明るみに…
最近「あの花」を見た先輩があまりにも「あの花」面白い・ヤバい・泣けると絶賛していて、言われている僕はあまりあの花が好きではないので「『あの花』の嫌いなところ選手権〜♪」とか、エントリーしようと思ったけど、そんな怨念ばかり募らせても不毛だなと…
ボロボロと泣いてしまった。僕は「フォー・シーズンズ」に対して、特別な思い入れもないし、教養レベルの曲をいくつか知っているだけだった…にもかかわらず、すげえ泣いた。84歳にもなって、こんな映画を、恐らく、さらりとサバいて、何喰わぬ顔で完成させる…
名古屋公開前から大絶賛されていた『FORMA』を見てきました。また、監督と主演女優さんの舞台挨拶も見れましたので、そこで聞いた話を含め僕の感想をまとめておきます。まず映画の概要ですが、幼馴染みだった二人の女性がある日たまたま再会し、最初は友好的…
「まどマギ」の虚淵玄が脚本を担当した「鎧武」が最終回を迎えました。前回46話を見た際に、こんなエントリーをしています↓ 「まどか」と「ほむら」への罪滅ぼし?仮面ライダー『鎧武』46話を見た。 - つぶやきの延長線上 このときは、鉱汰と舞の二人が「ま…
9/27水樹奈々のLV後にそのまま夜行バスで東京へ。実家へ帰り風呂、鎧武(感想別途アップ予定)、プリキュアを見てから、舞浜へ。ビビったのが、10時半くらいについて、既に500人くらい並んでいたこと。2000人キャパ程度だったのでナメてかかっていたのだが……
9/27 AMにまどマギ展で悠木碧、野中藍のトークショーでご満悦で一旦帰宅し、次の日のキタエリLIVEの準備を整え、いざ水樹奈々のシンガポールLVへ。(109シネマズ名古屋) シンガポールの会場は、キャパこそないが、なかなか見やすそうな会場だった。ここでの…
東京・大阪・新潟と開催されていた「まどマギ」の名古屋での展示に行ってきました。新潟の後かよ!とか思っていましたが、声優トークショー付なので文句も言えず。悠木碧と野中藍のトークショーが11:30スタートだったので、朝一からポートメッセ名古屋へ。…
今期は『残響のテロル』や『アルドノア・ゼロ』などの国家を危機に陥れる「テロ」をテーマにもつシリアスな作品が面白かった。「テロル」は実際に、「地下鉄で爆発が起きる」という地下鉄サリン事件を意識せざるを得ない事件や都庁爆発、空港爆発未遂など「…
さてさて、先月の横浜スタジアムから早1ヶ月強。そして、明日に控えたシンガポール公演。ということで、セトリ予想をやってみます。シンガポールでの初ワンマンを踏まえた上で僕の願望が入った予想です。–セトリ予想ー 01.VIRGIN CODE 02.NEXT ARCADIA 03.UN…
「ムック」のベストソング10を選んだ。この流れ既に終わってる感あるし、「ムック」でやるなんて誰得でもないのですが…というのは、さておいて、そもそも「元ファン」って言葉はずるいんですよ、卑怯なんですよ、逃げ入りまくっているじゃないですか。今は外…
最近歳をとってきたせいか、昔より映画館で寝てしまうことがよくあります。 新作映画などは、すぐにBlu-rayやDVDが発売されるのでそこで補完すればいいのですが、映画祭関係でレアな作品が上映されているときに困ったりします。 まあ、そのときは「また特集…
『エグザイル/絆』や『ザ・ミッション 非情の掟』のジョニー・トー監督の新作『ドラッグ・ウォー 毒戦』。僕は、今年の1月にシネマスコーレで鑑賞していて、上期ベストにも入れているのですが、なかなか感想が、まとめきれずにDVDが発売してしまった。これ…
あまり前作『猿の惑星:創世記』を覚えていなかったんですが、見た人の満足度が高かったので『猿の惑星:新世紀』見てきましたー。まず、本作は『猿の惑星:創世記』から何年か経った世界の物語。冒頭、TVのニュース映像を連想させる手法で、猿ウイルスが蔓…
とうとう次回で最終回となる仮面ライダー『鎧武』。前回のエントリーでも散々書いたけど、これまでの虚淵玄の集大成のような作品になっている。それは、自己作品へのオマージュ。もっと言えば、元ネタがあって、それをオマージュし、更に何度も自己オマージ…
「物語シリーズ」をつまみ食いしかしてなかった西尾維新だけど『悲業伝』が面白かったので、代表作である「戯言シリーズ」をイッキ読みした。 スピンオフ作品もあるらしいけど、本編は、9冊に連なる大作。まあ、最初はあまり期待もせず読んだのだけど、シリ…
さーーせん。全然モテません。メガネかけ始めて7年くらいでしょうかね。「メガネ男子=モテ」とか幻想です。現実と幻想に、ゆらゆら揺さぶられているだけです。モテる奴は、何やってもモテます。モテ部屋なんて幻想で、連れ込んだときに既にモテ部屋だった。…
三連休は東京へ帰って、独身の友だちと「人生歯ごたえないねー。人生いきてないねー。ふにゃふにゃだねー。骨抜きだね〜」とか周りが結婚ラッシュだけど、自分ら何も成長していない疎外感みたいなものを感じつつお肉たくさん食べて幸せモード。とりあえず、…
初の韓国を舞台とした、白石晃士の『ある優しき殺人者の記録』を見てきました。まさか白石作品で泣かされるとは思っても見なかった!これはタイトル通り”優しい”映画です。いや、タイトル以上に人を包み込むような優しさを持っている。今作は『オカルト』や…
『仮面ライダー鎧武』の43話と『ALDNOAH.ZERO』9話を見ていて、特に前者が物語の終盤に差し掛かり、虚淵玄の作家性が濃密に出てきたことで、簡単にまとめておくことに。まず、虚淵玄が関わる作品として、「まどマギ」の10話を見てわかるように「実はこんなこ…
1話を見た時は、これはピーエーワークスさん新たな境地!と思っていたのですが、回を重ねるごとに、あの「止め絵」演出に嫌気がさし、でも尚、眼鏡っ子がかわゆいとか言いながら、とうとう後半まで差し掛かってきてしまった。(1クールだけでしょうか)ちょ…
起床、会社に向かう、昼食を食べる、帰宅する。その合間に、Tweet、ファボ、フォロー、Retweet、いいね、に代表される承認欲求。すなわちリア充合戦。果たして、真の「リア充」とは?何か?彼氏・彼女、旅行、友だち、仕事…SNSが当たり前になり、日常生活の…
※画像は90年代感です。 90年代の呪縛 - あざなえるなわのごとし この記事読んでいて、自分にとっての90年代ってなんだったろうなと、おセンチに浸っていた。僕の90年代というと、小学〜中学の狭間くらいで、X JAPANに夢中になり、V系やヘヴィメタルを聞き始…
三池崇史監督の『喰女−クイメ–』を見た。2010年11月都内某所、歌舞伎俳優の市川海老蔵氏がボコボコにされた事件が発生した。ありとあらゆる女性芸能人をモノとし、やってやってやりまくった人生に終止符と素人タレント出の女子アナと結婚した市川海老蔵であ…
おーーーとこーーーーみちーーーー!おーーーーとこーーーーーみちーーーーーーーー!エンドロールとともに歌いだす輩が満載。(コメ消してたのでわかりませんが、弾幕できてたみたい)白石監督本人が最高傑作と言っておられる『暴力人間』(97年)。これま…
例えば「ドラクエⅥのムドーの過去って興味あるかい?」と聞かれて、「いや、敵の過去とか興味ないし…」のような反応で、最初はあまり気にならなかったのですが、Twitterで結構好意的な意見が観られたので『眠りの森の美女』の前日譚『マフィレセント』を観に…
スピルバーグの『フック』を再見しました。話に入る前に、そもそもなんでスピルバーグのフィルモグラフィーを見ても、決して代表作でもなければ、どちらかと言えば、撮ってたことも忘れられていそうな映画を見たかというと、先日、黒沢清の『映像のカリスマ…