「メガネ男子はモテるのか?」と聞かれても。


さーーせん。全然モテません。メガネかけ始めて7年くらいでしょうかね。「メガネ男子=モテ」とか幻想です。現実と幻想に、ゆらゆら揺さぶられているだけです。モテる奴は、何やってもモテます。モテ部屋なんて幻想で、連れ込んだときに既にモテ部屋だった。それと同じです。また、あれです。自分が似合うと思ってても、

女子「あれ?メガネかけたんだ?」

僕「うん。コンタクトめんどくさくてさーーー。似合う?」

女子「メガネかけていない方がいいよ。」

僕「・・・・・・・・・・・・・」


っと言ったような感じの無数のやりとりが、気なんて使わねえな馬鹿野郎な、やり取りを経験しているし、気づいたらメガネが身体の一部にな・・・・る訳でもないですが、好きになってしまいましたね。メガネ


まあ、そんなにも詳しくないのですが、最近クラシックフレーム流行ってますよね。(適当




特にファッションクラスタ界隈だと、4年前くらいに彗星のごとく表れた「ayame」なんかが人気があるらしくて、昔流行ってた太いセルフレームとは真逆に、金属フレーム、細セル、形はラウンドタイプとか、ボストンもあるか…なんかが流行っているよう。


ただ、流行っているからって、ちょっと手を出すと、「似合わない」って人が多いのもこの辺のメガネの特徴かな。僕もマジで似合わない。いや、笑えないです。マジで


(数年前のカフカ「変身」のときのモリヤマミライ)


それと、相当ファッションに気を使っていないと、”ダサいメガネかけてる”と認知されちゃう。それと髪形も気をつけなければならない。さいきんの刈り上げブームが功を奏したか、丸っこいメガネとの相性はバツグン。だから、丸っこいメガネが流行っているのかもしれないと勘ぐるほど。


僕は顔の形や色白さからも、似合わないメガネが多いから、無難なメガネを探すのが大変。昔流行ってたけど、大きめのセルフレームが一番心地よい。僕がよくかけているのは、日本の職人「小竹長兵衛」さんのモノ。

特に、このT309って型番が大好きで、黒、デミ、グレーと3本所持している。これが俗にいうオーバルタイプですね。さすがに、メガネ屋さんで同じ型番3本持っていると言ったら若干引かれたけど。ちなみに、T309は廃盤なので店頭で手に入れるのは不可能。ヤフオクで根気よく探してくださいね。小竹さんだと、後、ド定番のT301の茶色と、T309の兄弟というか姉妹かのようなT310のデミ持ってる。


小竹さんは、職人系でも優しさや柔らかさを感じさせてくれるセルフレームなので、セル入門にはとてもオススメしたい。


セルフレーム」と言っているけど、さいきんの定義は、セルロイドのフレームではなく、プラスチックで作られたメガネ。上で挙げた小竹さんのメガネは”セルロイド”を使ったメガネ。セルロイドは色に深みが出るし、渇いた質感でとてもかっこいい。でも、燃えやすい材料だったり、高温で曲がり易かったりと、さいきんは、アセテートって材料を使うセルフレームのほうが圧倒的に多い。アセテートは、セルロイドに比べ加工し易いことから、二つの色の部材を混ぜたようなメガネも作れるし、いい点は多い。ただ、セルロイドと比べるとどうしてもちゃっちいし、ベタベタした質感。見た目と機能はしのぐけど、それによって失ったものは多い。まあ、何をとるかですね〜

白山眼鏡店 – HAKUSAN MEGANE

例えば、白山眼鏡さんでも一部テンダーロインとかのコラボはセルロイドだと思うけど、完全自社はアセテートが多かったと思う。先日久々にお邪魔したら、やっぱり流行ものが多かった。でも、ド定番のぶっといセルも健在だったけど。昔、テンダー×を買った時のおじいさんの調整が神憑っていて、今度またお買い物したいなーと思うところ。

職人系以外だと、さいきんは、昨年購入したSPIVVYのSP−2060をよくかけている。画像と違うけど、色は、クリアブルーグレーみたいな、すごく曖昧な色。ちょっと角度変えるとグリーンにも見えないことないし、面白いので買っちゃった。地味にこいつは、職人の輿市さんだったりして、テレビジョンカットを採用したり、師特有のカクカクしたフォルムが特徴。SPIVVYはヨーロッパのほうが売れるとか言ってたかな〜。


最後に、いつかは購入したい鼈甲。



鼈甲は、高いものでうんじゅうマン、うんびゃくマンになるので、なかなか手が出ない。個人的には、鼈甲じゃなくてもいいじゃないかと言われそうだけど、黒甲がいいかな〜。白甲は似合わないだろうし、そもそも高いしね。まあ、お金がないうちは、鼈甲柄でガマンですねーー。