2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ディズニー長編アニメーション――『白雪姫』(1937)、『ダンボ』(1941)、『バンビ』(1942)

最近ディズニー長編アニメーション『白雪姫』(1937)、『ダンボ』(1941)、『バンビ』(1942)を立て続けに見た。恐らく見るのは幼稚園か、小学校の低学年以来のように思える。おおよそ、二十数年ぶり。どれも間違いなく面白い上に、アニメーションとして…

クロード・バラ『ぼくの名前はズッキーニ』(2016)

66分のランタイムがちょうどいい。ちょうどいいというのは、母親を自らの手で殺してしまった子どもが、愛するもの/愛されるものを見つける、また見つけられるといった題材を扱うに重すぎず、軽すぎずバランスがとれているからである。またクレイを使用した…

王兵『苦い銭』(2016)

「男と逃げるんじゃないよ」ある一室でのやりとり。どうやらここにいる子どもたちが家族の為に出稼ぎにいくらしい。雲南省からバスや電車を乗り継いていき、丸一日かけて個人経営の縫製工場が立ち並ぶ湖州に降り立つ。そこでは、出稼ぎに行った先でお前はと…

諏訪敦彦『ライオンは今夜死ぬ』

記念すべきファーストショット思わず、「眩しい!」と言いたくなるような太陽光が顔に反射するショット。気がつけばその老いた俳優(ジャン=ピエール・レオ)もまた眩しそうな顔をしている。ボソボソと独り言を話していると思いながら、映画を見ているとそ…

ジュリア・デュクルノー『RAW〜少女のめざめ〜』

予見させるオープニングシークエンス。広々とした一直線の公道に走る車。そして、ロングショットでは顔がわからないひとりの人物。急に飛び出した人物に急ハンドルを切る車。切り返して車がぶつかるショット。そして、さらに切り返して元のショットに戻す。…

マーティン・マクドナー『スリー・ビルボード』

「娘はレイプされて焼き殺された」 「未だに犯人が捕まらない」 「どうして、ウィロビー署長?」 田舎町に突如出現した真っ赤な3枚の看板。被害者の母親、署長、警察官、3人の主要人物。そして、託された3通の手紙。3つの事柄が互いに絡み合い、さらにその3…

キャスリン・ビグロー『デトロイト』

1960年代デトロイトで起きた暴動。その最中で起きた事件を当時の証言をもとに映像化した作品。2時間を超える長尺な映画だったが、これが思いのほか面白かった。モーテルでの警察による胸糞な強制尋問のシーンも素晴らしいが、それよりも、冒頭から夜の撮影に…