2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『Go! プリンセスプリキュア』第9話「幕よあがれ!憧れのノーブルパーティ!」の手繋ぎ演出について

今年の『Go! プリンセスプリキュア』(以下『プリプリ』と略す)がめちゃくちゃ面白い。1話から『ウテナ』『プリンセスチュチュ』あたりを想起させる設定やモチーフが話題になったり、「ウレぴあ総研」でライターされてるストレンジャーさんが自身のブログで…

最終話を見る前に!『SHIROBAKO』平岡の変化について

先日、23話の感想をアップしましたが、劇中劇演出とは関係がないので書かなかったことがあります。実際、それは自然に見えるんですけど、そのキャラの最初を思い出すと「おっ?このキャラにこんなこと語らせるか。」とキャラの変化に気付きます。個人的にち…

『SHIROBAKO』第23話「続・ちゃぶだい返し」での”劇中劇”演出について

SHIROBAKO23話を見ました。”続”と付けられているように16話で起こった悲劇がまたムサニを襲う!という引きから始まる23話。以前からブログで書いていますが、ムサニが作るアニメーションが、本編の物語を牽引していくことが多いです。例えば19話では、現実を…

まさにトンデモな映画!マルコ・ベロッキオ『ポケットの中の握り拳』

土曜日はスラッシュドミネイションにてソドムを堪能し、「Agent Orange!!」という感じで名古屋へ日帰り。やっぱり大好きなバンドを見れるのは楽しいし「ああ生きてて良かったんじゃああ〜」な気分で帰宅すると、それにマシマシで最高な映画『ポケットの中…

フォーマット化に恵まれない数奇な映画/エドワード・ヤン『牯嶺街少年殺人事件』

エドワード・ヤンが旅立ってから今年で8年が経つ。僕の最初のエドワード・ヤン体験は『ヤンヤン夏の想い出』であり、これもオールタイムベストにしてもいいくらい大好きな作品だ。映画ファンの中では人気のある監督であるが、一般的にはエドワード・ヤンの…

ラノベ主人公の強靭なオタクの性/『冴えない彼女の育てかた』

ノイタミナ枠『冴えない彼女の育てかた』(以下『冴えカノ』)が面白い。現在ノイタミナ枠で9話まで放送されているが、面白さで言えば『SHIROBAKO』や『君嘘』に次ぐ面白さじゃないだろうか。というか、その二つが強靭な作品過ぎて、なかなかそのレベルに達…

西尾維新『悲録伝』 大いなるアホには、大いなる責任は伴わない。

冗長と言ってしまえば、そこで思考停止してしまうが、西尾維新『伝説シリーズ』はその冗長さを、逆に使いまくって強靭な物語にしている。そしてとうとう『悲痛伝』から始まった「四国ゲーム」も5巻目にしてやっと終焉する。(画像下から軽くネタバレ含みま…

高橋伴明ピンク映画時代の傑作 『人妻拷問』

「復讐しても○○は喜ばないぞ!」よく映画やドラマで聞く言葉の一つで間違いなく正論だと思う。でも、「アイツらのせいで、○○は死んだんだ!そんな奴らが今も普通に生活しているのが許せない!」これも立場を考えればよく分かる。しかし、「人を殺してはなら…