絶対運命黙示録なアニメ映画ベストテン!

タイトルばれとはこういうことだ!!笑

今年3回目の参加になる毎年恒例のワッシュさんのベストテン企画!

2014-10-31

今年はアニメネタや!個人的にアニメって映画より先に好きになっているので、ものすごく思い入れがあって正直10本に絞るのが凄く大変だった。逆に言えば、僕の愛すべきベストワンは超えられない壁であり、映画含めても10本に入るくらい大好きなので、それさえ決まれば、後はどうでもいい感もあったりする。笑

まあ、こういうのは勢いだ!というカトキチさんの教えに従い、コノヤロウ!!!という感じで発表!後悔は後ですれば良い!


1.少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 (1999年 幾原邦彦
2.劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語(2013年 新房昭之
3.超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか1984年 石黒昇河森正治
4.エースをねらえ!(1979年 出崎統
5.ミッキーのお化け屋敷(1933年 デイヴィット・ハンド)
6.機動警察パトレイバー 2 the Movie(1993年 押井守
7.パーフェクトブルー今敏 1998年)
8.やぶにらみの暴君 (1952年 ポール・グリモー)
9.劇場版 空の境界 第五章 矛盾螺旋(2008年 平尾隆之
10.エスカフローネ (2000年 赤根和樹


1・2に関しては、生涯ベストでもいい。「ウテナ」にはアニメ史上もっとも美しいシーン「薔薇園でのダンスシーン」があり、あそこで流れる「時に愛は」の破壊力はすさまじい。あのシーンはTVシリーズからの最高の回答「もう一度出会う」。百合という起源を超えて「愛」を最大限に物語った最高の映画。完全にTVシリーズありきだけれども、TVシリーズへの最高の回答。一生ともに過ごして行きたい。

そして2「まどマギ叛逆の物語」劇場で12回、家で10回くらい見た。これを初めて見た時は、体調を崩したり精神面的に結構辛かった映画でトラウマ映画でもある。すれ違ったというか、思いは相容れないということを描ききっている。すれ違い映画としては、『天使のはらわた 赤い教室』レベルの傑作だと思う。それと、アニメでしか出来ない演出といっていいし、あまりに狂った世界感はシャフト×イヌカレーの賜物。エンドロールのまどかとほむらが一緒に手をつないで歩くシーンで、このまま二人が幸せになってほしいなと号泣する。最高の映画です。

3「愛おぼ」歌で戦争を終わらせるというあまりにばかばかしいけど、こういった幸せへの願いってのは必要なんだなと思わせる。ここでも序盤にアニメ史上最も美しいシーンの一つがあり、悶えながら泣ける。TVシリーズとは違ったアプローチだけれどもパラレルワールド感あって泣けるし、80年代の傑作アニメです。

4は「エースをねらえ!」この時代のアニメの全技術が演出に100%反映されている超傑作。例えば、暗転させるときのロッカーのシーンでは、ロッカー越しに捉えて、着替え終わってパタンと閉めることで暗転させたり、日常シーンではわざと画面の中心部だけにピントを当てて違和感を作り出す。スポ根というジャンルながら、「学園」という「檻」に囚われた女の子の成長話である。言いたいことたくさんあるけど、今回選んだ中でも、とにかく見るべき!アニメ映画だと思う。

5は「ミッキー短編」から。わずか7分ながらも、この時代の全ての技術が導入されている。今の時代の3DCGの滑らかさもすごいけど、セルアニメでこの動きは本当に凄い。そして、度重なるホラー演出。ホラーとしても実際にあったらものすごく怖い。個人的に『ノスフェラトゥ』とかその辺と一緒に語ってもいいんでないかと思う。『蒸気船ウィリー』と迷ったのは内緒。youtubeにも落ちているので是非。

6は押井から一本。多分アニメ業界を目指すなら、絶対にこの映画を何回も見直して研究するべき映画なんだと思う。別に業界人でもないけど、僕も何回も見て、レイアウト本も見ながら勉強したりしてた。何度見てもこの映画はなんぞや?という問いに中々答えられない。でも見るモノを掴んで話さない不思議な魅力を発する映画です。ちなみにパト1も大傑作。本人曰く一作目は「アルドリッチ」やればいいという文句があるらしい。

7はあの『ブラックスワン』にも影響を与えたカルト・アニメ映画。正直『千年女優』と迷ったけど、「怖さ」だったら確実にこっちだし、コンパクトで素晴らしい!しかし、惜しい人亡くしたよな〜

8は『王と鳥』ではなくこっちを。短くてコンパクトかつ社会批判的なのも含まれてて、密度が濃い。とくに「追っかけ」が大変楽しい。確か大学の授業で『王と鳥』を見させて頂いて、気になってこちらも見たという感じ。当時ジャパニメーションしか見てなかったので、結構衝撃的でした。ちなみに『やぶにらみの暴君』はソフト化されずです。ニコ動ならただで見れます。

9はシリーズものだけど、一本の映画でも成立する話かも。西尾以降で、それよか京極以降の世界感だろう。全体通しても「雰囲気」で押し切っている感は否めないが、ゼロ年代アニメの中でも重要な位置づけだと思う。とにかく主人公「式」がかっちょいいです。大好きな一本。

そしてラスト10は、迷った〜笑。そしてTV版が傑作だった『エスカフローネ』正直言って、映画としては駄目な部分というか致命的だったりするんだけど、これだけ尺削ってTVシリーズと違った攻め方をしたのは凄いと思う。なんとなく俺が愛せねばだれが愛する!という感じもして迷ったんだけど、リアルタイムで見ていたということもあり、選びました〜〜。


■まとめ
思い入れで選んだけど、思い入れがある映画はたくさんあるし、駿も選んでいない。時点では「ラピュタ」「風立ちぬ」「リリカルなのは1st」「CCさくら 封印されたカード」「ナデシコ」「ファンタジア」「空飛ぶ幽霊船」「攻殻」「うる星BD」「ファンタジア」あたりとかなり迷った。まあ、こういうのは勢いだーーーー!!(完全に酔っぱらいです)後悔は後ですれば良い!これが俺のベストテン!ワッシュさん集計お願いしまーーーす!

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