最近見た新作映画
見てからブログに感想書いていなかった16年新作映画あたりを。なんとなく書く気になったら『ローカル路線バス』とか『ブリッジ・オブ・スパイ』あたりはまるまる書いておきたいのだが、どんどん時間が経って忘却の彼方へ…
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自身9作目にしてオマージュはもちろん『レザボア・ドッグス』やら自身ブラッシュアップを兼ねた作品になっていたと思うんだけど、全くノレなかった。会話の楽しさは皆無だし、回想シーンや後半のバイオレンスシーンで少し映画が動くのか?と思いきやすぐ停滞する。だからといって腹の探り合いで3時間持つかと言われればもっと早くアレに気づく(何故気付かない)必要があるのでは?と思った。『イングロ』『ジャンゴ』は面白かったのになー。残念
やはり『けいおん!』しかり劇場版は海外へいく!というのが定番。4日間で起きる「災害」が映画として密接に絡んでくる。ローカル路線バスがつながれば、三船美佳の血筋を通して人と人とがつながっていく。おそらく今年一番映画に愛された映画になるんではないだろうか!大傑作
◼『知らない、ふたり』今泉力哉
「日本のホン・サンス」といった宣伝文句には「?」なのだけど、悪い映画ではなかった。印象だけだけど、ホンサンスというわりにはあっけらかんと理屈っぽさを出しすぎな気がする。冒頭はかなりずっこけていて俯瞰的なカメラも嫌気がさしていたのだけど、タイトル通り”知らない”ふたりが密接に絡み合ってくると面白くなってくる。それと木南晴夏がとにかく素敵かわいい。
『パズル』が最高だったので期待していたのだけど、漫画映画は難しいのだろうな。鈴木則文の『ドカベン』みたいにぶち壊すつもりで作らないと、アクの強い漫画映画は無理。腐りきった世界での彼らの「仮装(コスプレ)」がキーになると思うのだが、衣装に凝っていても顔の魅力が撮れていない。バストショット多用しているのに。ゴアも『パズル』の悪趣味から離れて悪い意味での漫画っぽさが出ている。中条あやみは可愛かったけどね。暫定今年のワースト。
華々しい舞台の世界を無視して、罵詈雑言入り混じる舞台裏のみにスポットを当てた傑作。はじめはあまりにもしゃべりまくる登場人物にイラっとさせられたが、どんどん呑み込まれていく面白さがある。アーロンソーキンの脚本大勝利!ただ、ダニーボイルはこれでいいのか?笑
◼『戦慄病棟』マーカス・ニスペル
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◼『エージェント・ウルトラ』ニマ・ヌリデザ
あの大傑作『プロジェクトX』のニマ・ヌリデザと聞いて期待を高めすぎたってのが実際ある。ただ、主人公たちの魅力に文字通り魅せられて最後まで楽しく見ることができました。ただ、まわりがビビりまくっているだけで、”危険人物”としての説得力がいまいち。動機付けが明確(雑でもいいので)であればもう少し良かったと思う。
とにかく暴力だけ撮った映画なのでいいと思った。デップがハゲ頭にしているのがGOODですね。
おそらく今年のベスト級!冒頭から目を疑うよう入射光が大変示唆的で、暗闇に”光”を照らす映画だということが一目瞭然。それ以外にもカメラのフラッシュ,巨大レンズ,巨大ライトとやりすぎだろってくらい演出キメまくっていた。ただひどい照明が幾つかあったので嫌いな人は嫌いだろうなとも思う。でも攻めまくった演出に徹するスピルバーグ素敵だよ。大好き。
◼『イット・フォローズ』デビッド・ロバート・ミッチェル
かなり期待していたのだけど全くノレなかった。音楽はもっと安っぽくていい。
◼『厭-見てはいけない呪いの動画-其ノ三』
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