「までに」がミソ – 僕が選んだ「13才までに見たい日本映画の名作」について
昨日あたりにTLで話題になっていたので。
まあ「ジブリばっかりじゃねえかよ」という意見が出るのは仕方ないかな〜と思われる集計結果。
そもそも13才”までに”見せたい映画なので、対象年齢は0才〜13才と対象範囲が広い(実際は物心ついてから)
そうすると自然に、高学年よりも低学年が”楽しめる映画”を選んでしまうのは仕方がない。
だから、トトロ、ナウシカ、ラピュタのジブリ映画が選ばれるのはごくごく自然。
また、選んだ123人に子供がいるのかどうかでも変わってくると思う。
子供がいなかったら多少は冒険してチョイスをすると思うし、もっとごちゃごちゃなジャンルが混じってもいいかも。日本と子供を結びつけるのはジブリが専売特許を持っているような雰囲気があるけど、黒澤、小津はなんとなく選ばなきゃ(意地)で選出された気がする。木下恵介が入ったのはビックリしたけど。
13才は中学1年生。新しい生活が始まり、先輩・後輩の関係を知り、女子を気にし始める時期。
こういった時期の映画はかなり難しい。例えば、15才までであれば、『時をかける少女』『キッズ・リターン』『台風クラブ』『バトル・ロワイアル』とか多少おセンチに振ったり、軽いエロとグロに振っても良いのかもしれない。
まさに言葉のマジック。
対象年齢が広そうに見えるけど、選んでしまうのは子供向けになってしまったり難しいものである。
じゃあ、0〜3才は捨てて4才以上を1年ごとに1作品で選べば済むのか…
と自問自答しながらさらっと考えてみた。
1.天空の城ラピュタ
2.AKIRA
3.銀河鉄道999
4.ルパン三世 ルパンVS複製人間
5.ドラえもん のび太の宇宙開拓史
6.機動警察パトレイバー the Movie
7.フランケンシュタイン対地底怪獣
8.銀河鉄道の夜
9.名探偵コナン ベイカー街の亡霊
10.女優霊
アニメと特撮で全て埋まりそうだったから、トラウマ映画『女優霊』で取り繕った感がものすごく漂う選出に…。やはり、見せたい=自分が子供の頃夢中だった映画に惹かれたパターン陥ったランキングだと思う。
単純な面白さ、とにかく動くアニメの「ラピュタ」。サイバーパンク、ディストピア、SF、ビジュアルの格好良さで選んだ「アキラ」。幼少の頃のおセンチで「999」と「フランケンシュタイン」。ちょっとショッキングな映画「複製人間」。畳をひっくり返したら別世界への誘い、そして、出会いと別れの「開拓史」。一つは入れたいリアル思考のロボットアクション「パトレイバー」。いつかこの感覚がわかるときがくるか、そして見たら「ピングドラム」と一緒に鑑賞したい「銀河鉄道の夜」。ゲームの世界に入るという夢「ベイカー街の亡霊」一生のトラウマを「女優霊」。
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