怪談話をしていると寄ってくるという話…『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』

すごくどうでもいい話なんですけど、ちょっと怪奇現象にあったんですよ。土曜日の夜〜深夜にかけてニコ生で「コワすぎ!」の一挙放送があり滑り込みで「河童」から参加。ちょうど劇場版公開前だし、観直さなきゃな〜と思っていたので。それで、「河童」が観終わって「花子さん」の中盤くらいでPOVの歴史的瞬間、タイムトラベルがあるのですが、そこでぱっと部屋の電気切れたんですね。「マジか?wwwやべwwwwしゃれにならんwww」とかマジで動揺しまくってました。そう言えば、口裂け女回でもチャイムがなったり(ヤマトだったけど)、「怪談話をしていると寄ってくる」ってよく聞きますけど、バカにせず適度に真面目に聞いておこうという話でした。

まあ、どうでもいい話過ぎるので観直したコワすぎ1〜5の復習話でも簡単に。

『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01口裂け女捕獲作戦』

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦 [DVD]

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦 [DVD]

記念すべきコワすぎ!の記念すべき1作目。初めて観る人は、工藤Dの破天荒さにビビるでしょう。口裂け女って日本で一番有名な都市伝説らしいのですが、個人的にも結構トラウマ。長い髪・マスク・包丁という三種の神器はここから生まれたと言わざるを得なく、当時、小学生だった僕も恐怖のどん底に落とされていたのだった。他の作品と比べ、インパクトさではかけるかもしれないが、コワすぎシリーズの序章となる作品であり、ここで手に入れた呪いのアイテムは工藤Dのお気に入りとなるのである。


『戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02震える幽霊』

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊 [DVD]

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊 [DVD]

2作目は、「廃墟に男女カップルが肝試しに行ったら〜」という古典的な手法から導入されるが、エロ・レズ・飛行・バイオレンス(工藤D)と、「わけがわからないよ」的な展開を挟みつつ、今後に重要な作品になっている。ここで、「呪いのアイテム×工藤D=最強」の構図が生まれバイオレンスな工藤Dが堪能できる。


『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-03人喰い河童伝説』

もう1作目から気づいているかもしれないが、ホラーなんてジャンルをとうに超越したシリーズであり、本作は1、2作目よりも斜め上めがけてぶっ飛んでいく。まず、河童の存在。ここまで河童が地上で早く動けるとは誰もが思っていなかったのではないだろうか。あいつらはオリンピック選手よりも100m走早いはずである。ここでも工藤Dは河童に対して呪いのアイテムで武装し、河童に一発ぶっ放すのである。個人的にこの作品短くして『V/H/S ネクストレベル』に突っ込んでもいいんじゃないかと思うくらい好き。


『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-04真相!トイレの花子さん

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん [DVD]

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん [DVD]

個人的にコワすぎベストだと思っている。POVホラーというジャンルに、パニック・タイムトラベル・霊能力者・トラウマ・友情と、これもまた「わけがわからないよ」状態。「河童」がまともだと思うくらいに凄いのである。だって、POVで時空を何度も超えるんだよ?昼も夜もあったもんじゃない。正直、工藤D萌えで言うと、過去作に比べ劣る。メインが少女のトラウマを超える話になっているから。ただ、不憫なのは花子さん。完全に「花子さん大迷惑」ってサブタイトルでも良かった(笑)


『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!FILE-05劇場版・序章 新説・四谷怪談 お岩の呪い』

こちらは初見。工藤Dと同じくらい愛されているAD市川ちゃん。回を増すごとに女度が上がっているというが、その市川ちゃんが呪われ危機に陥るという展開。うーむ、正直コワすぎ全体の中では、そこまで良くないかもしれない。ただ、劇場版に繋がる不穏な雰囲気は一番強いかもしれない。ここでもファイル1でゲットした呪いのアイテムが重要なキーとなる。

さて、一挙観返した「コワすぎ!」ですが、やっぱり面白かった。個人的には「花子さん」と「河童」が好きだなー。劇場版は名古屋での公開はあるのだろうか?GWは東京に帰る予定ですが、予定が遭わない気がするのと、爆音やらもあるからいけるか微妙ですが、名古屋でも公開してほしいですね〜。本当に面白いのでオススメ!