何処に並べばいいの?/『109シネマズの日』の問題

別にここだけしか映画館がないという状況ではないが、名古屋だとIMAXもあるし109シネマズのヘヴィーユーザーになりがちである。それに、アニメ作品とも結構密接な関係で、『魔法少女リリカルなのは』シリーズだったり、絶賛上映中『魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』も109シネマズで上映されてるってことで、アニオタホイホイ状態なのが事実だ。

特に『魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』最速上映会でも思ったが、本日「11/10」(毎月10日)109シネマズの日は、映画が1000円で観れるということで大勢の人々が集まりそれはそれはカオスな現場になっていた。

何がカオスかというと、発券待ちの人・チケット買う人・入場待ちの人・フード待ちの人でごった煮状態で、どの列が何処に並んでいるんだかさっぱりわからない状態。正直まどかの3週目特典フィルムということで(ここが正念場)、1週・2週よりもオタクの力の入れようが本気なのである。そんな効果と109シネマズの日効果(1000円デー)の相乗効果がこのカオス空間を作り上げてしまったのだ。
ただ、そんな事は今日という日が来る前から予想できるもので、対策などいくらでもとれるはずである。しかしながら、列のアナウンスはいっさい無し、チケット切りの人は1人か多くて2人という状況。僕はこの日2回連続鑑賞したのだが、12時25分の回は、5・6番シアター同時公開ということで、よりごった煮状態。しかもオタクたちはまどマギ入場待ちをしていて、他の公開映画も同じような時間に上映だから、オタク・ブロック!によりなかなか入場出来ていないという始末。それから、特典を受け取るのに更に長蛇の列。ここでもいっさいアナウンスがないものだから、「なんで並んでるの?」という一般ユーザーもいれば、間違えて並んでしまっている一般ユーザーも少なからず存在した。

ちょっと人件費ケチり過ぎじゃないの?って思うくらいの対応の悪さだった。まあ、擁護する訳じゃないけど、こんな地方で特典3週もやられると映画館側も大変なのはわかる。なんとか少ない費用で多く儲けようと思うのは当然だし、今の映画業界を考えれば、人件費削るのは仕方ないという結論に至っても致し方ない。なんとか仕事をこなそうと頑張っていても処理出来ない事なんて映画館以外でも自分に置き換えれば事実、良くある事である。ただ、事前に避けられる自体に対して対策を打たないでこのような自体になるのは企業として自分たちの価値を下げてしまう結果となる。

僕自身は今日で7回観たし、途中から観てもいいけど、やっぱり間に合わなくて途中から入っている方もいましたし、今日が初めて見るって人も少なからずいたと思います。映画を愛する人も、ライトなファンだとしても初見時の体験ってのは、とても重要で観た時の気持ちや環境で作品のイメージがガラッと変わってしまいます。そんな初見時の体験を大切に守ってほしいとのヘヴィーユーザーからの戯れ言です。IMAXで最高の映画体験を語るなら、まずは入場前から最高の映画体験の準備をさせてくれ!

キュウべえが務めたブラック企業レベルじゃないんだろうから頑張ってくれ109シネマズ!これからも通うよ!