キャビンよ、よろしく!『フッテージ』を観ました。※ネタバレあり

[あらすじ]
作家のエリソン(イーサン・ホーク)は、妻と子どもの一家4人で郊外の家に転居してくる。そこは一家が首をつるという残酷な事件の現場となった家で、エリソンは事件に関する新作を書くために越してきたのだった。その夜、エリソンは屋根裏部屋で映写機と8ミリフィルムを見つける。フィルムには楽しそうな家族が、一転して首をつられていく様子が記録されていた。(yahoo映画より)

[感想]
まんまとやられました『フッテージ』事前情報殆どゼロのまま観てきたんですが… 観る前は『テイク・シェルター』の心理スリラーや『ドリームハウス』っぽい家族愛落ちかと思ってましたが、正真正銘、公式でも謳っているようにオカルト・スリラーです。そして、どこか『キャビン』以降を感じさせるホラー映画でもあった。

この映画驚きどころが結構多くて、一番驚いたのは、幽霊?(悪魔)登場シーンなんですが…そんなことはどうでもいいとして、色々な”驚き”が味わえる。もちろん、狙ってびっくりさせている演出は多いが、それ以上にこの映画の脚本力というかむちゃくちゃに驚く。

上記のあらすじ後は、実は主人公がアル中なのでは?とか、単に事件があった家なので、妄想落ちでは?自分が夢遊病なのでは?と色々な落ちが考えられるのだが、話は至ってシンプルで、実は幽霊(悪魔)の仕業なのだ!!どーん!と観客の度肝うを抜く。わりと早い段階で、事件現場から子供1人がいなくなるって伏線が出てくるので、なんらかしら子供が犯人では?と思っていたのだが、”オカルト”なんですね。ようは悪魔がやった訳ですよ。急激に様変わりして、これには度肝う抜かれました。

そして主人公の娘が「パパのおかげで映画が面白くなったわ」って言うあたりが、モロに『キャビン』以降っぽい。もっと早く言えば、『オーメン』の犬が出てくるあたらいからモロにホラー映画ってことに気づくべきだった。子供が身内を惨殺するって話では『ハロウィン』なんだし、呪われた映像は『リング』、もっと言えば他にもたくさん鏤められている。
※キャビン以降としきりに言っていますが、どちらが先に公開されていたかは調べてません。

最初は心理スリラーなので、どうせ主人公生きてるだろうと思ったらのあの結末は予想出来なかった。面白かったのかは別として、色々な”驚き”が発見出来るホラー映画でした。

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