『ホビット 思いがけない冒険』を観ました。※ネタバレあり

[あらすじ]
ホビット族のビルボ・バギンズマーティン・フリーマン)は、魔法使いのガンダルフイアン・マッケラン)から思わぬ旅の誘いを受ける。それは、ドラゴンに乗っ取られたドワーフの王国を奪取するというものだった。ドワーフの戦士トーリン(リチャード・アーミティッジ)が率いる13人のドワーフたちと、最初の目的地“はなれ山”を目指してワーグ、オークといった怪物や魔術師がひしめく荒野を進んでいくビルボ。そんな中、ゴブリンが巣食うトンネルに入っていった彼は、そこでゴラム(アンディ・サーキス)という醜悪な化け物と出会う。(yahoo映画より)

[感想]
ホビット』をIMAX 3Dで観てきました。もう、『ロード・オブ・ザ・リング』から11年も経ってるんですね。※以下"LOTR"と略します。
LOTR』は、僕が中学生の頃公開されて、ワクワクしながら友達と観に行った思い出があります。今思えば、長尺で観るものめんどくさいんですが、僕にとって『LOTR』は、初めて真面目に観た映画的ものだったんじゃないかなと思います。

さてさて『ホビット』は、『LOTR』よりも60年前のお話で、”指輪”がどのようにホビットのもとにいったのかって言うお話でした。
本作品も『LOTR』と同じく3部作構造でして、あまりにも長い上映時間です。(本作ですら170分です)
個人的に、長尺って気軽に楽しめないし、疲れるし苦手なんですけど、『ホビット』は中々良かったと思います。

この作品では、3Dで観る事をを前提にした演出がそこら中に披露されており、とってつけた3D感はありませんでしたし映像も抜群に綺麗でした。
それととにかく、キャメラがすごく動きます。只動いているだけじゃなくて、3D演出は勿論、今何が起こっているか?主人公が何処にいるのか?という状況説明をキャメラワークだけで魅せています。
まあ、あんまりキャメラばっかり動いていると目が回ってしまうし、3Dだしかなり疲れますが‥‥
僕が失敗したなーと思ったのは、3D×字幕という組み合わせで観てしまったこと。この組み合わせで観てしまうと、首を傾けられない!スクリーンに対してまっすぐに首を傾けていないと、文字がぼやけます!僕は疲れると、手をあごに付けてぼけーっと観る癖があるんですけど、まともに観れたもんじゃない。
勿論、3D演出の良いところとかもあるんだけど、それを差し引いても3Dって要らないよなーって改めて感じてしまいました。

疲れたし、1回みればいいかなー感はありますが、年末に大スペクタクル映画を観れるチャンスなんで是非劇場へ。

評価点:62点