秋「おい夏、チェンジだってよ」

今日の『サザエさん』は、「夏休み」終焉ネタでした。彼らは今年の夏休みを何年繰り返しているんでしょうか？カツオが成長しない限り、僕も成長してなるものか！と意気込んでしまいます。
という訳で、そろそろ夏が終わります。といっても、実際は9末までは気温は下がりませんが‥‥
その夏の終焉ということで、始まる前は馬鹿にしていた『仮面ライダーフォーゼ』が最終回を迎えました。

始まる前は、ライダーが学園もの！？主人公がリーゼント？？馬鹿なッ！なんて思ってたんですが、1話で引き込まれてしまいましたね。
もうね、げんたろうさんがかっこ良すぎるんだよね。マジで友達になりたいZ‥‥
先週の「別れは心の骨折だ！！」とかね‥‥正直、げんたろうさん以外だったり、始まって数話で言われたらどん引きですよ。
でも、響くんだよ！！心に！！って日曜朝8時に一人で勝手にTV観ながら暑くなってしまいました。。
最終回の「〜学園は〜〜、明日を信じる希望の銀河になってるんだ！（なるんだ？）」もやばいね。
これは、ライダー史上初めての事態だね。ほかのライダーが言っても寒いもん。やっぱり学園と言う閉鎖的な空間で、「俺は全員と”ダチ”になる」と言うげんたろうさんの強い想い。只の特撮にならない、強いメッセージ性。
確かに、”若さ”もあるとは思いますが、ここまでまっすぐな作品も珍しいもんです。いやあ大好きな作品になりました。

ちなみに平成ライダーだったら、1位クウガ2位龍騎3位Wって言う人なんですけど‥（正直、龍騎以降はWから見始めました）
Wとはるくらいの傑作だったと思います。クウガと、龍騎は正直思い出補正がめちゃくちゃ効いているので、正直あんまり覚えていないですが‥‥

総括すると、「ライダー部のみんなありがとう！特にげんたろうさんありがとう！！」

その他「スタッフありがとう！」ですかねー。夏映画もたくさん観ました。（とうとう、昨日リリカルなのは2をリピートしてしまった‥‥）
夏だけで言えば19本も観てました（7月〜8月）
観てよかったなーってのを軽く紹介すると‥‥

『魔法少女リリカルなのはthe movie 2nd a's』

僕の夏アニメ戦線一発目を飾り、今年唯一二回観に行った作品。
生き生きとした戦闘描写に、泣き落とし演出！これでもかと泣かせます。
やっぱり”白い悪魔”こと、なのはさんは強い、これでもかってくらい強い。それで、なのはさん役の田村ゆかりさんは凄い。
なのはの声聞くとぞわぞわっとするもんね‥‥
只、ファン映画なので、よっぽどのアニメファン以外はお断りだろうね。ファン補正なくしてもおおかみこどもより面白かったと思うけど。

『メリダと恐ろしの森』

ピクサーの中で一番こけたらしいし、これ観て”ピクサーは終わった”と言う人がいるけれど、僕は割と良かったと思います。
だいたい、おもちゃ側からの視点でアニメ−ションつくっちゃう連中ですよ、期待し過ぎは駄目だし、「だってピクサーだし」くらいの気持ちで観た方がいいんですよ。
まあ、おおかみこどもと公開が近かったので相対評価されかねなかったのはしょうがないけど。

『おおかみこどもの雨と雪』

デジモン以降は、苦手だった細田さんの映画でしたが、これも割とよかった。
只、ほめ過ぎは駄目。理詰めするとボロボロだったし、「肯定系」って言葉がどこか遠いところで生まれたらしいですが、そういわれてもしょうがないかなと思わせるところは確かにありました。
只、僕の最大の弱点である、”可愛いキャラが出てくると、どんな作品でもチャラにしてしまう”という弱点を的確についてきて割と褒めてしまいました。だって雪ちゃん可愛いもん‥‥
結果的に良かったです。でも、前半はボロボロだったよ！と伝えたい。

『ぼくたちのムッシュ・ラザール』

とても、素晴らしい映画でした。冒頭部のショッキングなシーンからどうもってくるのかと思えば見事。
恋愛含め、複雑な要素が絡み合いそうになるんだけど、そこはあえて深堀しないで話を破綻させないように心がけている。
ニュアンスだけで伝わってくるいい演出が光ります。もう一度観たいなーと思わせるいい映画でした。

『桐島、部活やめるってよ』