『メリダとおそろしの森』(3D吹き替え)を観ました。※ネタバレあり

ストーリーは古典的だけど、いつも通りのクオリティをみせてくれます。

[あらすじ]
王女メリダは王家のしきたりや伝統に反発を覚え、娘に女性らしい優雅さを身に付けるよう願う母と度々ぶつかっていた。そんなある日、彼女は鬼火に誘われるようにして森の奥深くへと入り込み、魔女の家にたどり着く。そこで彼女は自分の運命を変えてもらいたいと訴え、その願いがかなうと同時に、それまで安泰だった王国が災禍に見舞われてしまい……。(yahoo映画より)

[感想]
 毎度おなじみのクオリティを提供するアニメーションスタジオ”ピクサー・アニメーション・スタジオ”の新作映画。邦題は「メリダとおそろしの森」とちょっとホラー系かと思ったけど、そんなことはなくて親子の絆を描いた作品です。

ストーリーは極めてありがちな内容で、王妃の母親に、あなたは王女なんだからはしたない真似していないで、お上品になりなさいと、親に抑制され続けている王女メリダが母親と喧嘩して家出して‥‥って話です。

メリダと親子の絆は、うまくかけていますし、メリダの弟の3人の悪ガキもとてもかわいく描けていました。あの3人がいいスパイスになっていい演出が出来ていたと思います。とくに、熊になった母親を外に連れ出すシーンなんかは、すばらしかったですね。
逃げ出した後の川で魚を捕るシーンもよかったですし、最後にでかい熊と戦うシーンもすばらしいと思いました。
安定しているし、観客が観たいなーって思うものを見せてくれる素晴らしい映画です。只、ピクサーですから、それ以上のものは特に出てきません。結局ピクサーの舞台で、観たいもの見せてくれてるだけです。
邦題期待していくと軽く肩すかしをくらいかもしれませんが、とてもコンパクトで教科書みたいなアニメみたいならこれでしょ!と言わざるを得ない。

小さい子供がいる家庭の方に観てほしい映画ですね。良かったです。

評価点:71点


[作品概要]
作品名 :『メリダとおそろしの森』(原題:BRAVE)
監督  :マーク・アンドリュース、ブレンダ・チャップマン
製作年 :2012年
製作国 :アメリ
上映時間:100分