『魔法少女リリカルなのは The Movie 2nd A's』を観ました。※ネタバレあり

ファン映画としては最高峰じゃないでしょうか。ラブラブな、なのはとフェイトに注目

[あらすじ]
 小学生の魔導師なのはが中心となって解決した「プレシア・テスタロッサ事件」から半年がたち、戦いの最中で友情が芽生えたなのはとフェイト・テスタロッサは、笑顔で再会を果たす。しかし、死と破壊を呼び寄せる「闇の書」をめぐって、二人は再び宿命に立ち向かうことに。そしてその宿命の鍵は、幼少時代より足のまひに苦しむ少女、八神はやてに託されていた。

[感想]
 リリカルなのはシリーズの2期、A'sの劇場版ついに堂々の公開。1stについては、2010年に公開し、TVシリーズより遥かに戦闘描写をパワーアップさせていましたが、。今回の2ndについても戦闘描写は格段にすごかったです。それだけでも楽しめると思います。
今作は、TVシリーズと主軸となるストーリーは一緒ですが、改変している部分も結構あったんじゃないかと思います。正直あんまり覚えていないので、どこが変わったとか言えないんだけど、戦闘描写以上に、本作はキャラの描き方がとても優れている作品ですね。
劇中何度泣きそうになるのをこらえたことか‥‥(特に、フェイト&アリシアのシーン!)

本作は、ファン映画としてはかなり優秀で、なのはとフェイトがTVシリーズ時よりもイチャイチャしていたり、ちょっとそこの変身描写はテンポ悪くなるからやめとけばって言うシーンでも、ばっちり出しておくし、コアを抜かれてからのフェイトとなのはの練習シーンは、真面目過ぎて逆に笑ったレベル。

ストーリー上ちょっとよけいじゃないかって思っても、結局アニメの劇場版ってのはファン映画から抜け出せない訳で、そこはしょうがないんですけどね。

そういった意味では、この映画から入るファンってのは滅多にいないだろうし、かなり閉鎖的です。もともと、2期ってのもあるし、前作知らないと楽しめないので別に悪くなかった訳じゃないですがね‥
3期あるなのはの前作1stについては、新規についても十分はまれるように考慮されてるし映画としても優秀だったと思います。

今回もたくさん人が入るだろうし、この調子でストライカーズも映画化してほしいですね。

評価点:81点

[作品概要]
作品名 :『魔法少女リリカルなのは The Movie 2nd A's』
監督  :草川啓造
製作年 :2012年
製作国 :日本
上映時間:150分

[関連作品]
魔法少女リリカルなのは The Movie 1st』(’10):TVシリーズ第一弾の劇場版作品。省くところは省いて、つけるべき場所ではきちんとつけている。TVシリーズのアニメ化として教科書的な存在かと思います。ストーリーもなのはとフェイトの出会い、プレシアとフェイトの描き方‥‥とシンプルなので初めての方にも非常に進めやすい作品になっております。