積読リスト〜動かぬ文鎮達〜

新年度が始まったということで、会社のそばのそば屋では何処かの企業の人事担当者らしき人が新人3人を引き連れていて、「お昼おそばだけど、いい?」って言うやりとりを必ずやってるだろうなと思いながら、新人の初々しさを感じていました。年度が変わったので、去年積み増ししたまま読んでない偉大なる文鎮達を片付けようと、リスト化してみました。今年こそ読まないとね。

1、2:『逆光』上下巻 トマスピンチョン


合計1900ページ近くある。僕の文鎮リストの王様的存在。今年の夏くらいまでには読み終えていたいと思っている。

3、4:『V.』上下巻 トマスピンチョン


読みたいけど、読む気にならないって言う何たる迷惑な文鎮。今年は『重力の虹』も新訳?で出るし今年の秋までには読んでおきたい文鎮。

5:『アニメとプロパガンダ〜第二次大戦期の映画と政治』 セバスチャン・ロファ

これはアニメとか政治とかとか考えていた時に、偶然ブックオフで置いてあった文鎮。「アニメは動員する」と帯で豪語しているものの僕の家では文鎮ばかり動員している。

6:『夜と霧』 V.E.フランクル

こちらも、夜に霧の中を彷徨い歩いている時にって、わけでもなく確か雲一つないいい天気にブックオフで購入した年期の入った文鎮。

7:『卍』 谷崎潤一郎

非常に軽い、今の文鎮の中で一番軽い文鎮だ。文鎮歴2年くらいだろうか・・・

8:『方舟さくら丸』 安倍公房

いつだったか新幹線を持て余して、新品で買った文鎮。読もうと思ったら寝ていたなんて言うエピソード以来中々手を出していない。安倍公房は好きなんだけどね。

9:『夜想曲』 カズオイシグロ

短編小説で、文庫化をかなり待っていたんだけど、なったはいいが虫食い状態。後2編読めば終わりである。だったら早く読めっての。

10:『痴人の愛』 谷崎潤一郎

重さは対したことないが、もう3年ほど文鎮になっている”ミスター文鎮”。

11:『アブロサム、アブロサム!』 フォークナー

今は亡き新宿ジュンク堂で購入した、マイフェイバリット文鎮。「何がマイフェイバリットだって?それはまだ、中身すら開けてないからさ。」

ちなみに、今はノーヴァリスの『青い花』を読んでいる。ちなみに再読だ。こんな記事書くなら再読やめろって?いや、読みたいものから順に読んだ方が意外と進んだりするもんだ。

それと3月まとめ最後として、今後こういった暇だから書きました記事には、今日この曲!的なのを紹介していこうと思う。3月にとくに聞いた曲として本日は、『体内時計都市オルロイ』を紹介する。

この曲は、少女革命ウテナの決闘シーンの挿入歌である。ボーンボーンキンコンカンと初めて聞く人にはハードルが高い曲かもしれない。ウテナファンなら誰しも名曲と挙げそうな曲です。永遠とリピートしているとこの世界観にはまり込んでしまいそうな中毒性のある曲です。ウテナの曲は、特に歌に凝っているのでこの曲以外も中々なセンスしてますよ。今でもサントラは売ってるので気に入ったらアマゾン等で是非。