最近聴いた音楽vol.8

完全に季節は夏になりました。これからもものすごい来日ラッシュが続きますねー。なんて雑談もテキトーになってきましたが、いつものやつです。

  • NAILS 『You Will Never Be One of Us』

YOU WILL NEVER BE ONE

YOU WILL NEVER BE ONE

アメリカのグラインド〜パワーヴァイオレンスNAILSの3rdフル。NUCLEEAR BLASTになったからなのか、あまりにもジャケットがダサくなってしまい聴くのが億劫になる弊害が出てしばらく聴いてなかったのだけどやっとクソ暑い夏になって視聴。まず音だけど、弦楽器の輪郭がハッキリしないダーティーさで推しているのかあまりリフが頭に入ってこない。その分、ボーカルとドラムごり押し感が出ている気も。ただ、パワーヴァイオレンス的な急激なブラストビートによる急激なビートチェンジは、健在でそこまで悪い気もしない。そういった意味では基本的な音楽スタイルは変わっていないのだけどね。1st,2ndに比べる落ちるかな。やっぱ音作り気に食わないかなあ、、、

  • SWARRRM 『20 year chaos』

20 year chaos

20 year chaos

カオティック・グラインドのSWARRRMのディスコグラフィ。まさか3LAで出るとは!という衝撃があった。持っている音源もあったけど、持っていないのもあったのでなかなかこれは良かった。音もいいし一つのアルバムとして再構築されている。今ではなかなか手に入りにくい音源もありますし、これは買っておいて損はない。良盤!

  • ANCHOR 『深層』

深層

深層

新潟の激情ハードコアバンドANCHORの1stアルバム。スタボンファーザーとのスプリットしか持っていませんでしたが、これまた面白いバンドだと思った。ボーカルがシャウトを使わないタイプのバンド。音もクリーントーンが目立ち単に迫力でごり押ししてくるような印象がない。それでもハードコアたるのはボーカルの熱の籠った歌声と、情緒豊かなギターの音色がそういった印象を強める。なんとも気持ちいいようで、息苦しさもあるようで、たいへん新鮮に聴けました。

  • Mortalized 『呪われた…Complete Mort…』

解散した京都のグラインドmortalizedの61曲入りコンプリートディスコグラフィ。突如こんなものが発売されたのでびっくり。やっぱグラインドとは何たるか、一瞬一瞬に打ち込まれるブラストと狂ったボーカル、ギターにノイズ…良さしかない。bandcampで買うとCDRもついてくるらしいんだけど中身はなんなんだろか…

STARTING NOW!

STARTING NOW!

水樹奈々34枚目のシングル。久々にド直球な応援歌の『STARTING NOW!』。ちょっとこの手の曲最近なかったかな〜と色っぽくドラマティックな『アンティフォーナ』。爽やかな夏ソング『恋想花火』とバラエティ豊かな3曲で構成されている。9月の甲子園球場も思えばあと2か月切りましたね。楽しみだ。

坂本真綾のTOUR FINALの音源をCD化。このTOUR僕も2回いったのだけど、会場がまるで目で見ているかのように音の再現度が高い。音が響くにつれ、会場の広さ(空間)が目の前に立ち上がってくる感覚がある。録音状態がとってもいい。全体的に素晴らしいけど、『ちびっこフォーク』のアコギと真綾さんの透き通るような清涼感のある声がとても相まって気持ちがいい。静か目の曲から『レプリカ』はパッと目が覚めるように、『プラチナ』はとにかくたまらなくて。一曲一曲が身体に浸透するような、いいライヴ盤だと思います。