最近聴いた音楽 vol.5

気づけば今年も2月が終わり3月に突入してしまいます。果たして今年何をしていたのだろうか、あっという間に春が来て夏が待ち構えており、秋が一瞬で通り過ぎまた冬になってしまうのでしょうか。社会人になってから本当に時間の進み方が早く感じる。毎日のルーティンワークから脱却して自由奔放に過ごしてみたいものですが、なかなかそうにもいかず…日々「やーっぱ、あやねるだなあ！！」なんて言ってなければやってられない。さてさて最近聴いた音楽です。

◼skeleton of god 『URINE GARDEN』

デス〜ハイドログラインドのskeleton of godのEP音源の300枚限定再発（12inchで購入）。今で言えばブルータルデスメタル的な音楽性なんだけど、ジャケットからくるガンジャ感（笑）が一線を画す。ヴォーカルもボコボコ感のあるガテラルでgood！疾走パート〜ビートダウン，変質リフにピッキングハーモニクスがよく絡む。5曲入りでサクッと！

◼INFERNAL CURSE 『Apocalipsis』

Apocalipsis

先月に2回目の来日を果たしたアルゼンチンのブラック〜デスメタルバンドINFERNAL CURSEの2ndアルバム。サウンド的にはブラックメタルというよりもブラジルの初期デスメタルよろしくな暗黒的な雰囲気が出ている。そういえば昨年IMPURITYも来日しましたからね、最近ブラジルあたりの音が旬なのかもしれない。ただブラジル的といっても初期SEPULTURAのようなスラッシーなリフや攻めのボーカルというより、ブラストと呪文を唱えるかのような反響音で満たされるボーカルスタイル。いまのところ今年ベストかなー。500枚限定obiterationより。

◼The Dead Goats 『Path of the Goat』

ポーランドのデスメタリック・ハードコアの2012年1stアルバム。ツインボーカルでがなり（ハードコア的な）と、低音グロウルが入り混じる。Dビードでドカドカ進んでいき、味付けでブラストを混ぜたりとにかく熱いサウンドだ。昨年のはるまげセールで12inch買いました。（12inchは画像よりもっと緑っぽい）

◼上坂すみれ 『20世紀の逆襲』

【Amazon.co.jp限定】20世紀の逆襲【初回限定盤C】(写真集付)(ブロマイド&チケットサイズクリアファイル付)

声優・上坂すみれの2ndアルバム。ジャケットは3タイプ発売されましたが、迷うことなく丸尾末広描き下ろしに決定。「20世紀」といったことのようですが、個人的には前作の方がそんな雰囲気を感じたかなーと思った。それと18曲は多すぎでしょう。濃い、濃すぎる。焼肉食ってビール飲んでデザート食って帰りに豚骨ラーメン大盛りで〆って感じ。でも「パララックス・ビュー」はやっぱり名曲だし「無限のマトリョーシカ」は妙な後味がある。「すみれレコード」の「あなたは四十五回転　あたし三十三回転」には思わず、ニヤリと…

◼DISTURD 『Dark』

岡山のメタル・クラストハードコアdisturdの2015年の1stアルバム。アルバムをかけはじめ情緒あふれるギターに予感を感じ、ディストーション効いたギターの音色が聞こえてきて思わず身体が躍動するようなリフに身を委ねる… 。多分、音作りの影響からかライヴ感が詰まった音質。まるでライヴ会場でDISTURDを生で見ているかのようなアツアツのプレイが眼に浮かぶ。思わずこちらも1人で拳を振り上げたくなる最高の盤でしょう。

◼Khmer & Livstid 『split 10 inch』

スパニッシュネオクラスト Khemrとノルウェーのクラストハードコア Livstidのスプリット10inch！とうとう来日決定したKhemrであるが、今作なんと10分1曲だけの収録だ。前作は5曲新譜（残り5曲はdemo音源収録）で1分台の曲もあったが、今作ではictus的な大曲で勝負してきている。爆走パートあり、ムードをなびかせるゆったりとしたボーカルパートありのとてもドラマティックな作品になっている。4月に来日するし、今から楽しみですな。そしてLivstid！こちらも強烈な曲がそろっている。高めのがなりボイスで叫びをあげDビートで攻めまくる！爆撃！疾走！爆撃！すげー気持ちいい。ブルータルな部分もあったりするけど、めちゃくちゃノリやすい。ちょっと前のめりなドラムもgood！Khmerと一緒に来日してくれーーー!

B.L.T.VOICE GIRLS Vol.25 (TOKYO NEWS MOOK 524号)