ももクロちゃん『黒い週末』は、OZZFEST JAPAN 2013への布石だった!?

さてさて、OZZFEST JAPAN 2013にももクロちゃんが参加する事になり、Twitterのタイムライン上では荒れに荒れまくっていました。

恐らく少なからず全国のメタラーの中には、昨年に『黒い週末』出していたので、OZZFEST JAPAN 2013出るんじゃないだろうとはヒシヒシと感じていたはずです。

[『黒い週末』のおさらい]
『黒い週末』と言えば、まっさきに『黒い安息日』ブラックサバスを思い浮かべます。
まあ、ももクロちゃんは週末ヒロインと謳っているように、週末=安息日の式が成り立つ訳です。
そんな中、『黒い週末』を聴いた瞬間はびっくりしましたよ。

イントロ『Sweet leaf』やないか!!何この葉っぱ全開……と、びっくりさせられました。確かにももクロちゃんと言えば、マーティフリードマンが押していたり、メタル調の曲もあります。(モーパイの主題歌とかモロですよね)もろにサバスオマージュと言うかパロディをやってのけたわけですから、H.I.P.としても使うしかない!と思ったはず…


個人的に言えば、ももクロちゃんって嫌いじゃないし、でも特別聴く存在な訳でもないし、オズフェスだってももクロ発表の前から散々な面子…(つーかザック!!)だったって考慮するとねえ。只ファン同士でいがみ合うのは無しだと思うんですよね。オズフェスの威厳とか言ってても、もともとロック・メタルは権威になり得ない音楽だと思っているし。
唯一許せないというか、なんだかなーな気分になるのは、モノノフ側がジャンルの垣根を越えたとか、メタルの舞台に立てたとか、都合のいいときだけ”メタル”ってのを主張しないでほしいところ。どう見ても”メタル”フェスになり得てません。純粋なメタルってどのバンドなんでしょうかねーと、頭を抱えてしまいます。それと、簡単にジャンルの垣根を越えるとか、ジャンルレスとかは言わないでほしい。ジャンルを超えるって思っている以上に難しいですよ。(と、言うか”アイドル”は音楽のジャンルではないでしょう。大体ももクロちゃんのモーパイの曲もロック・メタル要素強いですし)

多分、実際に終わってみれば、結構盛り上がると思うんですよ。
タイムテーブル観ればわかるように、ホルモンの前ですからね。ロキノンな雰囲気が出来上がっていると思うし、ロキノン方もももクロちゃん聴く人多いんじゃないでしょうか?(勝手なイメージですが)
どうせ、マーティフリードマンとか出てくるんだろ?そうなったら、ANIMETAL USAも出てくればいいんじゃないの競演したし。普段どんなLIVEかはわかりませんが、(一回だけ、秋葉原の路上ちっくな所のLIVEを観ましたが)バンドサウンドがある程度しっかりしていれば盛り上がるはずなんですよ。(つーかSyuもサポートはいるんじゃねーか?それだったら逆に観てみたい気が…)

http://ozzfestjapan.com/timetable.html

ただ、このタイムテーブル…ホルモンとデフトーンズ逆にしろよ!って思った人がたくさんいるはず…
それ以前に、二日目も迫力のなさ!ディルとストーンは逆でしょう。

このフェス観た後、

LOUD PARK 12 : OFFICIAL SITE

去年のラウドパーク観ると、いかにラウドパークメタラーが救われているのかがわかる。今年もサマソニだけでなく仕事してもらいたいね。

まあ、そもそも日本人メタラーの期待していたのは、「ラウドパーク」的なメタルフェスで、もともとのオズフェスとは意味合いが違ったりしますよね。
でも、この面子は…と戸惑いが隠せません。(ラウドパークと違うんだったらディル出すなよ感があります)

ロック・メタルのオールスタンディングスタイルのフェスになれていないH.I.P.としては、とりあえずまがい物のオズフェスでも成功すれば良いだろう感があるだろうし、チケット売れだしたようで良かったんじゃないでしょうか。(他人事)

とりあえず、行くのを怖がっているモノノフは、特に怖がらず行けば良いと思いますよ。怖いバンド殆どでないし。