『テッド』を観ました。※ネタバレあり

[あらすじ]
いじめられっ子からも無視される孤独なジョンは、クリスマスプレゼントとして贈られたテディベアと友人になれるように祈る。彼の願いが通じたのか、テディベアに魂が宿り、ジョンにとって唯一無二の親友テッドとなる。それから27年の月日が経ち、中年となっても親友同士であるジョン(マーク・ウォールバーグ)とテッド。一緒にソファでくつろいでは、マリファナをくゆらし、映画を楽しんでいる彼らにジョンの恋人ロリー(ミラ・クニス)はあきれ気味。ジョンに、自分とテッドのどちらかを選べと迫る。(yahoo映画より)

[感想]
当初殆ど興味がなかったんですが、やたらと絶賛されているらしいので鑑賞。
可愛い?熊のぬいぐるみが毒舌(日本語吹き替え版では有吉が声優らしい…)と相反する極地の者を共存させるということは良くある事で、宣伝もそりゃあしやすいわけだ。
しかしながら、付き合う前の男女でこの映画を観に行かない方がいいかもしれない。下ネタ満載ともとから聞かされていても、下ねたが可愛いレベルであればいいが、ちょっとドギツイ。しかも、熊のぬいぐるみと人間の女のSEXシーンまで出てくるのだ!
そのようなテッドに期待される世間的”可愛い”イメージは捨てて挑んだ方が良いだろう。
それよりも、80・90年代映画オマージュやらこねたが満載で映画ファンであればきっと笑える事間違い無しと言えるのではないか。
僕が観た回では、ところところ失笑するシーンはあっても殆ど笑っている人は少なかったと言える。ちなみに隣に若い女子グループ4人くらいが座っていたが、下ネタではいっさい笑っていなかった!(自分も状況的に笑いづらかった‥‥)

これほどまでに笑いどころが他の人と違う映画は初体験だったかもしれない。
正直なところ、始まってから中間のパーティーシーンまではだるだるで時間が長く感じた‥‥しかしながら、パーティーシーン以降からラストに至っては良かったと思う。
自分にとっては、映画そのものよりどのような映画鑑賞をしたかと問われるような映画体験だった。

評価点:51点