『007 スカイフォール』を観ました。※ネタバレあり

見事なエンターテイメント超大作

［あらすじ］
MI6のエージェントのジェームズ・ボンド（ダニエル・クレイグ）は、NATOの諜報（ちょうほう）部員の情報が記録されているハードドライブを強奪した敵のアジトを特定し、トルコのイスタンブールに降り立つ。その組織をあと少しのところまで追い詰めるも、同僚のロンソンが傷を負ってしまう。上司のM（ジュディ・デンチ）からは、敵の追跡を最優先にとの指令が入り、後から駆け付けたアシスタントエージェントのイヴ（ナオミ・ハリス）と共に、敵を追跡するボンドだったが……。（yahoo映画より）

［感想］
IMAXシアターにて鑑賞。2DのIMAXは、『ダークナイトライジング』ぶりでした。相変わらず、バカでかいシアターで映画を観ると、映画作品×1.2倍くらいの評価を与えてしまいがちですが、IMAX効果無しにしても『007 スカイフォール』はとても面白かったです。
ダニエル・クレイヴ版としては、『カジノロワイヤル』の次に良かったかなーと思っています。『慰めの報酬』も007としてはコンパクトでしたが中々好きでした。ダニエル・クレイヴ版はスパイ活動してないだとか、復讐してるだけだとか、不評もよく聞こえますが、僕は人間味あって割と好きだったりします。
※ちなみに過去の007シリーズだったら、『ロシアより愛を込めて』、『ゴールドフィンガー』、『ムーンレイカー』あたりが好きです。

さてさて今回の『スカイフォール』は、50周年とのことで、50年ネタというか”世代交代”的ネタが随所みられました。
ボンドカーだったりQだったり、登場シーンはなんともテンションがあがりますよね。特に、Qが若造になっている！！（今回一番びびりました）
※Qの髪形かっこ良かったなー。真似したい（ただし、イケメンにかぎ…）

ただ、今回の『スカイフォール』ボンドガール誰なのよ？感が否めなかった気がする。多分、あの軍艦島で殺された女がボンドガールにあたる？のだろうけど、あっけなく殺されるし、やっぱり『カジノロワイヤル』のエヴァグリーン級のボンドガールが観たい！（切実）
一周まわって、Mがボンドガールだったんじゃないかって思うんだよ。ボンド泣いてたしさ、あのハビエル・バルデムが食われてたと思うんだよね。
※二番目にびっくりしたのは、ハビエル・バルデムの髪色！やっぱ彼は黒髪がいいと思うんだよ‥‥

まあ、言いたい事がよくまとまらなくて、長ったらしく書いてますが、とても面白かったです。
ただ、ちょっと長過ぎは否めないと思います。（個人的に上海の件とかカットして2時間くらいにおさめてほしかったです。）
それと、結構観た方はだいたい同じ感想抱くみたいだけど、なんだか『ダークナイト』感があった。多分、ハビエル・バルデムが一回捕まって、逃走をはかるって言うのがそう感じさせるのかな〜。でも、ジョーカーばりの悪党じゃなくて、ハビエル・バルデムには復讐したいって想いだけなんだよね。復讐が愛にも似た感情になってた気がしたけど。

今年のエンターテイメント超大作としては、『アベンジャーズ』『アメイジング・スパイダーマン』とかあるけど、確実に『スカイフォール』の方が出来がいいと思います。必ず観る事を勧めます。

評価点：84点