2012年上期をさらっと振り返ってみた。

 2012年も早くも半年が過ぎ去ってしまいました。名古屋に住み始めて2年目ですが、意外と住みやすい街だなーという印象です。
 もうすぐ夏になり、今年も計画停電だの何だの言っています。道徳的に、原発賛成なんて言い辛いわけですけら、こんな状況になってしまう訳ですが、日本の製造業はとっとと海外に移管しろと言われているとしか思えませんよね。暗い日本の話ばかりでもつまらないので、ジャンルごとに2012年上期を振り返ってみました。

[映画]
 今年は、現在までに36本の新作映画を観ました。(ちなみに旧作は174本でした)現状の今年ベストは以下の通りです。

1.メランコリア
2.ル・アーヴルの靴みがき
3.少年と自転車
4.サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者
5.別離
6.孤島の王
7.ネイビーシールズ
8.アメイジングスパイダーマン
9.ベルフラワー
10.おとなのけんか

今年は昨年のベストとは違い、ジワジワ意識を汚染していく映画が上位にきている印象です。『メランコリア』も『ル・アーヴルの靴みがき』にしても、面白かったけど、観た時のインパクトより見終わった後に徐々に愛おしくなっていく映画でした。特に『メランコリア』は、キルスティンダンストの気持ちがわからなくもないと思ってしまったりと、意識を映画に汚染されてしまっています。恐らく今年のベストになるでしょう。
昨年は、『ミスターノーバディ』がダントツぶっちぎりの感じでしたが、今年は、んーなんとなく『メランコリア』かなと言う印象です。
『サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』なんかは観た時に今年のベスト!と思いましたが、後々思い返すと”愛おしい映画”が上位にきましたね。
ル・アーヴルの靴みがき』なんかは、ゆるいけど登場人物が”愛おしい”映画。上記の中で唯一の大作映画である『アメイジングスパイダーマン』面白かったけど、リブートするのは早いんじゃないかなーという印象が拭いきれませんでした。ナヨナヨした主人公がぶち切れる、調子に乗るって言う面では、『ベルフラワー』も似たような感じですね。撮影方法や音楽の使い方が迚良い映画だと感じました。
ランク外だったら、オスカー受賞の『アーティスト』は、思ったよりいい映画だった。時代の移り変わりを感じられる映画としては、昨年の『マネーボール』よりは劣っていたなと感じましたが、『サンセット大通り』の影響も少なからず感じられ、中々楽しめました。後は、『ミッドナイト・イン・パリ』も良かったですね。ニヤニヤしながら観れる良いコメディ映画でした。
逆に、俺は駄目だと思ったワーストは、『月光ノ仮面』でした。なんかあざとく撮って、俺って映画作家やろどうやって言われてる気がして、終始監督のエゴを感じ、しまいには吐き気が出る最低映画だった。『ヒミズ』もリアリティがなく、『ドライヴ』はギャグだったし、『TIME』は笑うしかなかった。『ドライヴ』に関しては、個人的に物凄く受け付けなかったけど、結構今年のベスト映画にする人が多いらしい、きっと俺が悪いんだろうな。
今年は、後どれくらいの映画を観れるだろうな。特に、『ダークナイトライジング』は超期待作。

予告で毎回ヒャー!っというインパクトがある。それに、『魔法少女リリカルなのは THE MOVIE 2nd A's』の公開。

前作のスターライトブレイカーを超えられるのか!ってのが一つの楽しみ。それに『魔法少女まどか☆マギカ』の劇場版。また、ほむほむに会えると思うと胸が熱くなりますね‥‥

[アニメ]
 今のところ、このアニメはベストだわーと思うアニメを観ていません。全体的にそこそこなんだけどっていう感じです。しいて、順位付けるなら、『LUPIN the Third〜峰不二子という女』『Another』、についでシンフォギアがかろうじてって感じでしょうか。2クール目の『アクセルワールド』、『エウレカセブンAO』がどうなるかって感じです。恐らく面白さなら『アクセルワールド』だろなー。
また、『化物語』の続編の『偽物語』は、エロ×エロ=エロって言うたんなるエロアニメでした。

ファイヤーシスターズにニヤニヤする只の変態アニメ。
あの夏で待ってる』は、略称”あの夏”と昨年のヒットアニメ”あの花”を感じさせるものがありましたが、”あの花”同様にどんどんつまらなくなり、もうどうでもいいやに追い込まれてしまったアニメ。最初からもう少しSFしてれば良かったんじゃないの。
戦姫絶唱シンフォギア』は悪くなかったんですけど、あの手のアニメは、2クールにして長い事やるべきと感じました。ちょっと圧縮されすぎて不安定な要素が出ていたと思います。まあ、純粋に面白いには『テニスの王子様』でしょうかね。トンでも過ぎて、漫画を全部集めたほど。格闘テニスを突き詰めたエンターテイメント作品として抜きでてるのでは?と勘違いした評価をしてしまいそうになります。
去年のピングドラムやまどかやらシュタインズゲートやらを超えるようなアニメを観たいなー。

[漫画]
 漫画は、アニメや映画に比べて読まない方ですが、『僕等がいた』の完結は、なんやかんやで泣いてしまった‥‥。

やっと!やっと終わったんだね!ありがとう矢野!高橋!って感じ。『僕等がいた』は恐ろしいくらい美しい記憶で埋め尽くされてるので、実写版なんて大反対だし、絶対観たくない。『アオイホノオ』は相変わらず面白い。島本作品の中でも、抜きん出て好きな漫画です。『ジゼルアラン』3巻もなかなかおもしろかったですよ。ジゼルちゃんが可愛いのです。1巻は正直微妙だったけど、2巻以降から良くなった珍しい漫画かと。
『キングダム』は圧倒的に面白い。三年連続マイベスト漫画になりそうな予感。『弱虫ペダル』はいい加減全国大会終わって欲しい。『ちはやふる』は安定しているし、『となりの怪物くん』はアニメ化で嬉しいし、『町でうわさの天狗の子』も相変わらず可愛い作品。
今年は後一回、『アオイホノオ』を刊行されるだろうから楽しみに半年待つかーという感じですかね。

[その他]
残念だったと言えば、爆音祭のウテナにいけなかったこと!

TLを読んでいて、イクニ氏が挨拶したとか‥‥悔しくて、これから今年4回目のアドゥレセンス黙示録観ようと思います。
逆に良かった事で言えば、マクロス展にいけたことかなー。
シェリルがいつでも可愛くてかわいくて‥‥
後は、水樹奈々さんの東京ドームLIVEBDが良かったなー。LIVE行きたいなー!メタルとロックのLIVEしか言った事ないから、サイリウム振れるか心配。。メタルで言えば、アルセが来日らしいです。盛り上がるとは違う方向のバンドだから、いこうか悩みますけど、貴重だからいこうかな。
今年は、実家しか帰ってないので、少し遠出して美味しいもの食べたいなー。さあ、あと半年僕は、がんばらないけど、皆さんはがんばりましょう。