『裏切りのサーカス』を観ました。(ネタバレ有り)

裏切りのサーカス』 トーマス・アルフレッドソン

正直よくわかりませんでした。

[あらすじ]
 東西冷戦下の1980年代、英国諜報(ちょうほう)部「サーカス」を引退したスパイ、スマイリー(ゲイリー・オールドマン)に新たな指令が下る。それは20年にわたってサーカスの中枢に潜り込んでいる二重スパイを捜し出し、始末するというものだった。膨大な記録や関係者の証言を基に、容疑者を洗い出していくスマイリーがたどり着いた裏切者の正体とは……。

[感想]
 前評判もあまり良いものを聞いていませんでしたが、『裏切りのサーカス』タイトルからして面白そうと思って鑑賞。ちなみに原作を全く読んだ事が有りません。冷戦時代の英国諜報部のお話で、二重スパイ映画です。しかし、スパイ映画と言っても、スリリングなアクションありのサスペンス映画とはほど遠く、終始ゆったりとした、悪く言えば退屈な映画です。
正直な話、登場人物が多いし、皆同じように見えるし、観た感想は「わけがわからない」。恥ずかしながら物語を把握すら出来ませんでした。この映画は、原作を読んでもう一回劇場と鑑賞しなければ、殆どの人が理解出来ないんじゃないでしょうか。
正直、理解しないでエントリーするのもおかしな話ですが、一つ言えるのが、理解出来なくても、すごい!この映画もう一回みたい!と言う気にさせてはくれませんでした。単純な感想としては、二重スパイなんてカッコいい言葉出してますが、全然ハラハラしません。誰が裏切っているんだ!と淡々と老害が自分を守りたくてガヤガヤ言っているだけで、スリリングさを感じませんでした。あまりにも地味って感想。
理解出来なくても凄いと思う作品はありますが、そいう言う映画にはなっていなかった思います。まあ、個人的に合わないだけかも知れないので、話題作と言うだけで見る価値はあると思います。僕も機会があればDVDとかで、再鑑賞しようと思います。

評価点:35点