『劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜』を観ました。(BD)

あらすじ: 銀河移民船団「マクロス・フロンティア」に住むパイロット志望の少年、早乙女アルトは、歌姫のシェリル・ノームとスターを目指すランカ・リーと出会う。しかし、二人の歌声には、船団の脅威となる重機甲生命体「バジュラ」の謎が秘められていて……。

感想:08年のTVシリーズを二部にわけた劇場版マクロスFの完結編「サヨナラノツバサ」です。前作「イツワリノウタヒメ」については、ボロボロだったと書きましたが、本作は、まあ佳作かなってくらいの出来でした。前作の反省を活かしたかどうかしらないけど、ストーリーはTV版から大幅変更。グレイスがラスボスじゃなかったり、ランカとシェリルの立場がTV版と逆転したりと他にもポロポロ修正点がありますが、大まかな流れは変更はないです。不満を言えば、グレイスはラスボスじゃないんだったら、インプラントから解放されてって言う話は要らなかったと思います。後は、ブレラとランカとの兄妹関係を描くのが雑。また、最後にアルトがどちらかを選ぶんですが、選んだ理由も少し薄いかな。やっぱり、劇場版だけだと?が残る要因が多数有ると思います。(是非TV版で予習してから)でも、断然シェリル派の僕が、本作でランカ可愛いなーと思ったくらい、可愛くランカが描かれていると感じました。(子供シェリル可愛すぎてランカどうでも良くなったけど笑)まあ、2時間って言う時間制約の中なので、まとめるのは難しいと思います。それも考慮すれば、まあまあ良かったかなーと。只2時間でもほぼ完璧に完成させた『愛・おぼえていますか』にはやっぱりかなわないなー。後ラストは個人的にTV版の方が好きです。理由としては、選んだのはえらいかもしれないけど、やっぱり皆一緒にいたほうが幸せじゃん。劇場版エンドだと寂しいやんってところからです。この寂しさみたいのは、去年で言うピングドラム的な寂しさと似てたかな〜。ピングドラムは非にならんくらい良く出来てたけど。でも、TV含め凄く素敵な作品だったと思うので、マクロスFスタッフお疲れ様!!ってことで。
評価点:65点

ランカも可愛かったけど、やっぱり圧倒的にシェリルが可愛かったです。