『メランコリア』を観ました。

あらすじ:巨大惑星メランコリアが地球に接近する中、ジャスティン(キルステン・ダンスト)は盛大な披露宴を催す。姉クレア(シャルロット・ゲンズブール)の夫(キーファー・サザーランド)が所有する豪勢な屋敷での宴は盛況だったが、花嫁のジャスティンはどこか空虚な表情だった。披露宴を取り仕切った姉夫婦はそんな妹を気遣うが……。(yahoo映画より)

感想:『ダンサーインザダーク』のラースフォントリアーの最新作。伏見ミリオン座にて、面白かったです。只、導入部の惑星メランコリア激突スローモーションカットで「このまま30分くらい続いたらどうしよう」と不安にさせられました。5分程度で済んだので良かったですが‥‥。観るまで気づかなかったけど、主演はキルステンダンスト(スパイダーマンシリーズ、エターナルサンシャイン等)です。アイドル女優視線でしか観た事なかったので、脱ぎっぷりにはびびりました。(あんなに巨乳だったとは‥)まず、パート1(ジャスティン)とパート2(クレア)の対比が物凄く良かったですね。パート1で、キルステンが演じるジャスティンが鬱病で、折角辿り着いた結婚式披露宴をめちゃくちゃにぶっ壊していく。でも本人は、ぶっ壊したいっていう気持ちで壊しているんじゃないんだろうなと僕は感じました。(林檎園の写真はわざとではなくて、関心がないだけで悪気は多分ない)披露宴の主役なくせに責任感のない女を演じていましたが、共感まではいかないけど、何となく気持ちがわからないでもないというか、嫌では無いと思ってしまいました。(自分も鬱だったりして)パート2で、ビーズの数をしっていたり、惑星メランコリアがぶつかると知っていたり(感じていたり)、潔く死を受け入れているジャスティンと対照的に、周りの正常な人物たちが、惑星メランコリアが近づくたびに、おかしくなっていき、逆にジャスティンが正常に見えてきます。トリアーは何とも皮肉やろーですね。(絶対ひねくれてるよな)しかし、キルステンダンストのおっぱいばっかり目で追ってしまった‥‥
評価点:69点