秋の夜長

 先日は、諏訪湖に行ってきました。夜は秋というか、冬だろってくらい寒くて、夏の終わりに哀愁を感じている暇なんてありませんでした。3連休最終日は、9月初にして最後の映画を観てきました。暇なので簡単にまとめておきます。ネタバレありです。

カンパニーメン 監督:ジョンウェルズ 

 名駅のゴールド劇場にて鑑賞。会場の10分の1くらいしか入ってなかったなー。比較的年齢層は高めでした。ゴールド劇場より隣のマンボーのほうが人入ってるんだろうな‥‥センチュリーシネマのゴーストライターか、ミリオン座のミケランジェロの暗号と迷ったんだけど、日常系映画が観たかったので、カンパニーメンへ。
 内容は、大手総合メーカー?の販売部長に勤めてる30代後半の妻子ありの男が、事業撤退とともに、クビにされる所から始まる。話は淡々としていて、リストラ後に就職センターへ行き、就職活動をしていく。この主人公が、大手で働いて年俸12万ドルを稼いでいた事やMBAもってるだの、鼻にかけていい職に就こうとする。就職活動中に、ゴルフ場の料金払ってないから追い出され、奥さんにキレる。「成功しているふうにみせないと駄目なんだ」と、小物っぷりが滲み出ています。しまいには、ポルシェ売って、家を売るはめになり、兄嫁の土方業で食いつなぐ。その中で、子供はお金ないからXBOX売るとか、少しずつだけど気づきだす‥‥
 上記でも淡々とと書いたけど、ここまで淡々とした映画は今年初めてで、刺激も感動もないけど悪くはなかった。就職活動センターで会った黒人の男との対比が良かったかな。それにしても。12万ドルって今じゃ1千万きるんですねー。だから、12万ドルと聞いても高給取りに聞こえませんでした。あーあー日本はどうなるのかなー。