最近聴いた音楽 vol.3

かなりサボり気味になっていた音楽系のエントリー。11月には水樹奈々ゆいかおり高垣彩陽と声優ラッシュで大変そうなので無理矢理10月に放出(笑)メモ書き程度ですが…。

NEPENTHES 『Scent』

SCENT (セント)

SCENT (セント)

元CHURCH OF MISERYの根岸さん(vo)のヘヴィロックバンドNEPENTHESの記念すべき1stアルバム。15下期で一番待ち望んだアルバムであり、たいへん素晴らしいものになった。ライヴで数回鑑賞しているが、あの熱量がそのままアルバムに収録されている。これは録音及びミックス、マスタリングを担当したETERNAL ELYSIUM岡崎さんの素晴らしい仕事が反映されているのだろう。ドゥーミーでありながらドゥームにはならない、ブルージーでもありストーナー感も無きにしも非ずであるが、いかにヘヴィネスなロックンロールか!ということだろうか。15下期必須アイテム!

◼wombscape 『新世界標本』

東京の4人組wombscapeの1stアルバム『新世界標本』。東京にはすごいバンドがたくさんいる!名古屋に転勤して5年目を迎えるので、最近活動している東京のバンドってなかなか観れるタイミングがないのだけど、噂はしかと聞いていたので購入を決定したのですが、これが不思議な音を出すバンドだ。
CONVERGEのようなカオティックハードコアでありながらも、ダークでヘヴィそしてどこかインテリ風味でプログレっぽい雰囲気も感じる。そういったインテリ要素が(少しメタルよりになるが)、between the buried and meのような感じもする。今年ベストアルバムの候補になるのではないだろうか。素晴らしいアルバムです。
真白な狂気 [pure white insanity] by wombscape | Free Listening on SoundCloud

◼THOUSAND EYES 『ENDLESS NIGHTMARE』

Endless Nightmare

Endless Nightmare

東京のメロディックデスメタルデスラッシュバンド・THEOUSAND EYESの2nd。2013年に発売された1stアルバムも素晴らしいものだったが、今作もマンネリもなく上質なメロディックデスメタルを演奏している。是非とも、是非とも、、、1回くらいはライヴ観てみたいのだが、名古屋に来る日に限って自分が東京に遠征に行っていたりと予定が合わない。。東京のメロデスであればANOTHER DIMENSIONも今年の1stカッコよかったし、THEOUSAND EYESも負けじと素晴らしいんですよ。メロデスでありながら、ハードコア的なボーカルのアツい魂の叫びに乾杯!ギターソロもかっこいい。極めて日本的なメロディかな〜

◼GONGURI/Sithter 『split』

今年オブシンで来日を果たす韓国のドゥームデスGONGURIと、日本のスラッジコアSithterのスプリット盤。地獄の楔を引きづりながらズシズシと進み、ひたすら暗黒ハンマーを脳天に叩きつけるGONGURI。完全に死後の世界だと言わんばかりのグロウルヴォイスと、死霊の叫びのような金切りヴォイスが地獄をさらに演出する。ファストパートもあるが、ドコドコとオールドスクールスタイルなので硬派のデスメタルファンもニヤリと笑みを浮かべるだろう。
対してSithter 2曲だけなのにイントロがクソ長い(笑)スタイルを崩さない姿勢は尊敬する。正直あまり録音状態いいと思えない(1stの『Evilfucker』は素晴らしいと思う。)が、曲の破壊力は確かなものだ。かっこいいっす。


◼Totem Skin 『Weltschmerz』

スウェーデンのダーク・ハードコアTotem skinの2ndアルバム。1stよりもヴァイオレンス成分が増している。激速ブラストビートにテンション高いツインボーカルによるハードコア〜ブラックメタル地獄巡り。激情であり、ブラッケンドでもある。ハードコア側にいるんだけど、ブラックメタルとか好きな人にもオススメできる黒さがあると思いますよ。エクソトリーム・ミュージックファンには是非聴いていただきたい。
Totem Skin

ポストロック・ディスク・ガイド

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ペキンパーVol.5 エレクトリック・ウィザード降臨! 第三次世界ドゥームロック大戦勃発!かっ!  BTB-005

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