作者に感謝したい漫画

 某メタル誌で、ディルアンなんちゃらの新譜が94点をつけられていたので、とりあえず聴いてみましたが、まだアルバムの輪郭を捉えられていないので、何とも言えない感想。基本的にCDをレビューしようとしたら、私は最低でも10回は全体通して聴いてみないと、中々内容を把握出来ないのでレビューが出来ません。ちなみにディルアンなんちゃらは、witherまでは好きでした。
まあ、某メタル誌もこの夏の暑さでさくっと点を出したんじゃないよ!ってのを、しっかり理解する為にも、聴き込んでみますかな。

 さてさて、お盆で東京へ帰っていたのですが、東京も暑くて、来年は避暑地に逃げようと思います。夏は嫌いです。そんなお盆休みの中、最近読み始めていた「ふたつのスピカ」が素晴らしくて少し触れてみようと思います。(読み終えたばかりで、あんまり整理できていないので簡単に)

 正直、表紙からは面白そうな匂いがプンプンなんてしなくて、読み始めるまで少し時間がかかったんですけど、カウンターくらいました。テーマは、宇宙飛行士になりたい少年少女の成長を描いるSFファンタジー。メインで出てくるのは5人なんだけど、それぞれが悩みを抱えているんだけど、信じられないくらいまっすぐで眩しいくらい素敵な5人。SFファンタジー(幽霊出てきますから)なんだけど、それぞれ5人含め、そのたサブキャラの心情をしっかりと描いていて、重いテーマになってるんだけど、それに負けない人物。ここまで、まっすぐ打ち込んでいた事が自分にあったかなーと、昔を振り返ってしまいました。1巻ごと、1話ごとに心に突き刺さる、ここまでの漫画今まで読んでなかったなんてなんて不幸だ!と反省。全16巻なんですけど、読み終える頃には涙腺崩壊しておりました。ここまで、自分に衝撃を与えてくれた作者の柳沼行さんには、感謝を言いたいです。
最後に、帯にもなってるけど、

「アスミありがとう、ライオンさんありがとう、みんなほんとうにありがとう」